時計用語辞典 時計に使われる夜光塗料の種類について
時計に使われる夜光塗料の種類には
以下のものがあります。
-
ルミノバ (るみのば)
ルミノバは光を蓄えて発行する蓄光型の発光塗料のこと。
焼けや、発光量の低下が発生しにくい素材です。
トリチウムとは違い、非放射性発光塗料です。
現行品の腕時計の夜光インデックスにはほぼ全てにルミノバが使われています。更新日: 2013年06月18日
-
トリチウム (とりちうむ) / tritium
ラジウムの後に一般的に使われるようになった夜光塗料。
放射性同位体のためごく微量の放射線を放出する。
通常腕時計では文字盤にこの塗料が使われても、
その上をガラスやプラスチックの風防で覆うため、人体への影響はまずありません。
時が経つにつれて発光力が弱まっていくため、
トリチウムが使われているアンティークウォッチは発光しないものがほとんどです。
現在トリチウムは、ルミノバの普及により時計の夜光塗料には使用されていません。更新日: 2013年07月25日
-
ラジウム (らじうむやこうとりょう) / radium
硫化亜鉛と臭化ラジウム、メソトリウムを合成したラジウム性夜光塗料のこと。
1938年にパネライがイタリア海軍に納入する時計としてラジウム塗料を使用した時計「ラジオミール」を製作した。
1990年代以前までは夜光塗料として一般的に使われていました。
放射性物質のため、現在は一般的には使われていない夜光塗料です。別名: Array Array Array
更新日: 2013年09月04日